爺の時事放題~ときどき音楽の新着ブログ記事
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12月15日「伊勢崎賢治×高遠菜穂子 ~現場から問う、自衛隊、憲法、安保法制~」受講@青山学院大学2号館 ・伊勢崎氏は現在東京外語大教授だが、国連PKO上級幹部として、東ティモール、シエラレオネの戦後処理を担当、日本政府特別代表としてアフガニスタン軍閥の武装解除に携わった紛争現場のエキスパート。米... 続きをみる
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共産党が「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の提案をしました。 党勢拡大の1点のために、かたくなに全選挙区での独自候補擁立を貫き、徐々に議席を増やしてきた共産党が、各党との根回しに先だって公明正大にこれを宣言したのは、いかにも共産党らしいやり方で、ボールを投げられた野党各党(民主、維新、社民、... 続きをみる
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国会前と全国各地では、委員会採決から本会議決議のスケジュールを睨んで、深夜まで反対のコールがこだましました。おそらく家に帰らなかった人もたくさんいたでしょう。 過去数十年、一般国民がこれほど政治に関心をもって行動したことはなく、その絶叫は最後まであきらめないという熱気を孕んでいました。これは、国会... 続きをみる
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安保法案をめぐるゴタゴタの陰にかくれて、一生派遣の人生から逃れられない「労働者派遣法」や、盗聴・司法取引・捜査の可視化などを含む不備だらけの「刑事訴訟法改正案」、残業代ゼロ対象を拡大する可能性を孕む「労基法改正案」など、重大な法案が国会を通過しようとしています。 中でも「マイナンバー法」は、国民の... 続きをみる
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現政権と安保法案をめぐって賛成/反対の主張を掲げる国民は、結果としての賛成/反対のような単純な二極化ではなく、メンタリティにおいて様々なプロフィールになると思います。 以下、備忘録として整理します。私見なので認識違いがあればご指摘ください。 【賛成派】 ■伝統的な右翼(行動右翼)の方: 一概に右翼... 続きをみる
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都合により、今後は文体を「デスマス調」に変えます。 8月30日は所用で国会前抗議行動に行くことが出来ず忸怩たる思いをしましたが、集会に参加した友人たちと落ち合って、ひさびさに政治談議に花を咲かせ、自分なりに充実した1日でした。 帰ってからいろいろな報道やブログなどを観ると、主催者発表12万人とも、... 続きをみる
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安保法制案に反対してデモをする人たちがいる。 「ただ反対するのは誰にでも出来る。対案を出せ」と迫る人たちもいる。 しかし、アメリカの議会で約束をしたあとで出された法案に、対案を出して同じ土俵に上る必要はない。しかも公約に「集団的自衛権」の文字すらなかった過去2回の国政選挙で勝ったから、ここぞとばか... 続きをみる
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安保法制案審議が参議院に移って、安倍首相は中国や北朝鮮を名指しするようになったが、これが外交上どういう影響を及ぼすのか心配ではある。 どう考えても両国の態度は硬化する。中国からは金融的・経済的措置、北朝鮮からは拉致問題調査の中断などの通告があるかもしれない。 まさか安倍政権はこれを法案可決への「追... 続きをみる
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~安保法制案賛成の方のためのQ&A~ Q:国を守ることは必要じゃないの? A::必要だと思いますが、憲法で認められる範囲においてです。 すなわち個別的自衛権です。今回の法案はその範囲を逸脱するものです。 Q:集団的自衛権を認める根拠があるんじゃないの? A:政府は砂川事件判決を法的根拠にしているよ... 続きをみる
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安保法制案は衆議院特別委員会で、与党だけの採決で通過した。 採決に維新が加わらなかったのは与党にとって誤算だったのかも知れないが、いくつかの関門のひとつが民主主義のルール無視の暴挙によって突破されたわけだ。 しかし関門はこれだけではない。 明日の本会議採決は「党議拘束」がかかるのかどうか知らないが... 続きをみる
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安保法制に関するこれまでの論議の中で、エポックメイキングなことをあげる。 ・与党が推薦した憲法学者が明確な違憲表明をしたこと。 これはオウンゴールだが、ここから潮目が変わった。 ・内閣の支持率が30%台に降下したこと。 これは朝日の数字だが、読売も47%という数字を1面トップで報じた。 ・沖縄戦終... 続きをみる
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憲法学者3人が、現政権の集団的自衛権の解釈に「違憲」を表明したことで、やっと安保法制案論議の本質に近づいてきたようだが、ここで論点整理する。 国連憲章で認められている「集団安全保障」「集団防衛」「集団的自衛権」の概念の違いを分かりやすく解説してあるブログ「海国防衛ジャーナル」を参考にした。箇条書き... 続きをみる
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小豆島の両親殺害事件で逮捕された無職長男が、イラク戦争時の後方支援に派遣された自衛官だったという記事が、日刊ゲンダイ(6月11日)に掲載されていた。 「小豆島・両親殺害の無職長男はイラク派遣の“帰還兵”だった」 イラクやアフガンから帰還した自衛官のうち56人が自殺していたという政府発表を受けて、殺... 続きをみる
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今日から審議がはじまった「国際平和支援法」PDFを読んで、条文ごとに私なりに感じたことを書きます。 第一条(目的) (これまで認められてきた)国連憲章に基づいた行動に直接寄与するのではなく、「当該活動を行う諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等を行う」、すなわちアメリカが起こす行動に追従することを明... 続きをみる
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メロディは王だ (Melody is king) このギターブログでは、「聴こえるものを弾く」ということが書かれている。 つまり、頭の中で理論に沿ったフレーズを弾けるように練習することも大切だが、それだけでは聴こえていないフレーズの連なりにしかならない。自分が実際に「歌えるフレーズ」でアドリブする... 続きをみる
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首相のきれいごと 今日の会見は「きれいごと」のオンパレードで、そのせいで彼は原稿を見ずにしゃべることが出来たようだ。「きれいごと」の裏に隠れた意味、これは既にいろいろなところで言われているけれど、あらためて備忘録的にまとめておく。 ■積極的平和主義 積極的に国際平和に貢献する、といえば聞こえがいい... 続きをみる
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