爺の時事放題~ときどき音楽

               音楽歴50年爺さんの言いたい放題ブログ。

爺の時事放題~ときどき音楽の新着ブログ記事

  • 自民党改憲草案

    改憲には衆参各議員の2/3以上の賛成で発議が出来ます。 その後、国民投票で過半数を得ることで改憲が成立します。 現在衆議院は与党が2/3以上を占めています。参議院では過半数ですが、夏の選挙で2/3を占める可能性があります。 衆参両院で与党が2/3を占めるのは「史上初めて」です。 今年はそういう特別... 続きをみる

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  • ファシズムについて

    「ファシズム」に関して少し考えてみました。 「ファシズム」とは一般に「独裁主義」「全体主義」と言われますが、Wikiによれば「結束」「結集」「束」を意味するイタリア語の「ファッショ」が語源です。 「ファシズム=悪」という概念で通る現在、この言葉は(自由主義・資本主義・民主主義などの側から)対立する... 続きをみる

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  • 「伊勢崎賢治、高遠菜穂子 講演&トーク」レポート

    12月15日「伊勢崎賢治×高遠菜穂子 ~現場から問う、自衛隊、憲法、安保法制~」受講@青山学院大学2号館 ・伊勢崎氏は現在東京外語大教授だが、国連PKO上級幹部として、東ティモール、シエラレオネの戦後処理を担当、日本政府特別代表としてアフガニスタン軍閥の武装解除に携わった紛争現場のエキスパート。米... 続きをみる

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  • 世界の動き、表と裏

    ほぼ1か月のブランクの間に多くの動きがありました。主なものを羅列すれば以下のようになります。 【国内】 ・憲法53条に従って野党が臨時国会の開催を要求するも政府は見送りを決定。 ・その代わりに政府は衆参1日ずつの予算委員会を開催し、お茶を濁す。 ・マイナンバー通知カード発送開始も、配達ミスや郵便物... 続きをみる

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  • TPPの問題点整理

    TPPに関して私が認識していることは以下の通りです。誤解や追加認識の必要があればご教示ください。 1.TPPは条約だから国ごとの批准が必要なこと 安保法案のような国内法でも、自衛隊が後方支援に出動出来るまでは6か月の準備期間が必要で、その間に官僚が各法律間整合のための作業を行います。 TPPのよう... 続きをみる

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  • 「国民連合政府」へのチャレンジ

    共産党が「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の提案をしました。 党勢拡大の1点のために、かたくなに全選挙区での独自候補擁立を貫き、徐々に議席を増やしてきた共産党が、各党との根回しに先だって公明正大にこれを宣言したのは、いかにも共産党らしいやり方で、ボールを投げられた野党各党(民主、維新、社民、... 続きをみる

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  • 安保法案が参議院で可決、成立。

    国会前と全国各地では、委員会採決から本会議決議のスケジュールを睨んで、深夜まで反対のコールがこだましました。おそらく家に帰らなかった人もたくさんいたでしょう。 過去数十年、一般国民がこれほど政治に関心をもって行動したことはなく、その絶叫は最後まであきらめないという熱気を孕んでいました。これは、国会... 続きをみる

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  • 9月16日の動き

    参議院では安保法案の質疑が最終局面をむかえています。 会期は9月27日までですが、19日~23日の連休をはさんでいて、それをのぞいた平日は17日、18日と24日、25日の4日間のみ。 既に参議院での議決を待たずに衆議院で再可決出来る「60日ルール」期限は14日に過ぎてしまいましたが、与党幹部は「参... 続きをみる

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  • 知性主義へ

    国会前には連日「戦争法案絶対ハンタイ!」「憲法マモレ!」「アベハヤメロ!」「国民ナメンナ!」というコールがこだましています。 このコールを聞いて賛成派の方々は、「現実を見ろ」「普通の国になるのがなんで悪い」「日米安保にはこの法案が必要」などと揶揄し、あたかも反対派すべてが「躁状態にある暴徒集団」で... 続きをみる

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  • マイナンバー法でまた繰り返す官僚の自己満足

    安保法案をめぐるゴタゴタの陰にかくれて、一生派遣の人生から逃れられない「労働者派遣法」や、盗聴・司法取引・捜査の可視化などを含む不備だらけの「刑事訴訟法改正案」、残業代ゼロ対象を拡大する可能性を孕む「労基法改正案」など、重大な法案が国会を通過しようとしています。 中でも「マイナンバー法」は、国民の... 続きをみる

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  • 安保法案賛成派/反対派のプロフィール比べ

    現政権と安保法案をめぐって賛成/反対の主張を掲げる国民は、結果としての賛成/反対のような単純な二極化ではなく、メンタリティにおいて様々なプロフィールになると思います。 以下、備忘録として整理します。私見なので認識違いがあればご指摘ください。 【賛成派】 ■伝統的な右翼(行動右翼)の方: 一概に右翼... 続きをみる

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  • 8月30日国会前総がかり行動

    都合により、今後は文体を「デスマス調」に変えます。 8月30日は所用で国会前抗議行動に行くことが出来ず忸怩たる思いをしましたが、集会に参加した友人たちと落ち合って、ひさびさに政治談議に花を咲かせ、自分なりに充実した1日でした。 帰ってからいろいろな報道やブログなどを観ると、主催者発表12万人とも、... 続きをみる

  • これからの日本人がしなくてはいけないこと

    安保法制案に反対してデモをする人たちがいる。 「ただ反対するのは誰にでも出来る。対案を出せ」と迫る人たちもいる。 しかし、アメリカの議会で約束をしたあとで出された法案に、対案を出して同じ土俵に上る必要はない。しかも公約に「集団的自衛権」の文字すらなかった過去2回の国政選挙で勝ったから、ここぞとばか... 続きをみる

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  • 若者たちのデモ

    安保法制案に反対する若者の声が全国各地でこだましている。 その中でも「SEALDs」は、大学生を中心としたグループだ。しかしそれは70年安保で活動していた全学連や過激派グループとは一線を画している。 私の記憶では、彼らが東京で前面に出てきたのは6月頃だったと思うが、その後またたく間に関西や東北にも... 続きをみる

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  • 安保法制案が参議院審議入り

    安保法制案審議が参議院に移って、安倍首相は中国や北朝鮮を名指しするようになったが、これが外交上どういう影響を及ぼすのか心配ではある。 どう考えても両国の態度は硬化する。中国からは金融的・経済的措置、北朝鮮からは拉致問題調査の中断などの通告があるかもしれない。 まさか安倍政権はこれを法案可決への「追... 続きをみる

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  • 思考停止しないために

    ~安保法制案賛成の方のためのQ&A~ Q:国を守ることは必要じゃないの? A::必要だと思いますが、憲法で認められる範囲においてです。 すなわち個別的自衛権です。今回の法案はその範囲を逸脱するものです。 Q:集団的自衛権を認める根拠があるんじゃないの? A:政府は砂川事件判決を法的根拠にしているよ... 続きをみる

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  • 安保法制案が委員会通過

    安保法制案は衆議院特別委員会で、与党だけの採決で通過した。 採決に維新が加わらなかったのは与党にとって誤算だったのかも知れないが、いくつかの関門のひとつが民主主義のルール無視の暴挙によって突破されたわけだ。 しかし関門はこれだけではない。 明日の本会議採決は「党議拘束」がかかるのかどうか知らないが... 続きをみる

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  • 政権の翳り

    安倍政権に翳りが見えている。直近の3つの報道がそれを暗示している。 ■1つは週刊現代7月4日号。 6月1日に高級中華料理店「赤坂飯店」で、新聞社編集キャップを集めて開かれた「オフ懇」の様子が詳細に明かされたのだ。その中で首相はさんざん自説を披露し、「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、や... 続きをみる

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  • 強さが弱気に転ずる時

    安保法制に関するこれまでの論議の中で、エポックメイキングなことをあげる。 ・与党が推薦した憲法学者が明確な違憲表明をしたこと。 これはオウンゴールだが、ここから潮目が変わった。 ・内閣の支持率が30%台に降下したこと。 これは朝日の数字だが、読売も47%という数字を1面トップで報じた。 ・沖縄戦終... 続きをみる

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  • 集団的自衛権論議の本質

    憲法学者3人が、現政権の集団的自衛権の解釈に「違憲」を表明したことで、やっと安保法制案論議の本質に近づいてきたようだが、ここで論点整理する。 国連憲章で認められている「集団安全保障」「集団防衛」「集団的自衛権」の概念の違いを分かりやすく解説してあるブログ「海国防衛ジャーナル」を参考にした。箇条書き... 続きをみる

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  • 帰還自衛官へのレッテル

    小豆島の両親殺害事件で逮捕された無職長男が、イラク戦争時の後方支援に派遣された自衛官だったという記事が、日刊ゲンダイ(6月11日)に掲載されていた。 「小豆島・両親殺害の無職長男はイラク派遣の“帰還兵”だった」 イラクやアフガンから帰還した自衛官のうち56人が自殺していたという政府発表を受けて、殺... 続きをみる

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  • 政権存続の潮目

    6月4日の憲法審査会で参考人として招かれた憲法学者3名(とりわけその中で与党が推薦した学者さえも)が、安保法制案に関していずれも「違憲」との意見を述べたことが直接のきっかけとなって、官邸と与党内部は文字通りひっくり返っている。 以下、右往左往ぶり。 6月4日:官房長官が会見で「合憲と言う学者は他に... 続きをみる

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  • 違憲法案

    茶番はやめろ! 質問をはぐらかすな! アメリカのための法案に国民を巻き込むな! と、過激な言葉を連ねて終わりにしたい心情だが、毎回ぐっとこらえて書いている。 戦争法案(別名安保法案)の審議は冒頭から、機雷掃海、非戦闘地域、存立危機事態や周辺事態の定義など、各論をめぐる「局地戦」が続き、いっこうに憲... 続きをみる

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  • 国際平和支援法という名の戦争参加法案

    今日から審議がはじまった「国際平和支援法」PDFを読んで、条文ごとに私なりに感じたことを書きます。 第一条(目的) (これまで認められてきた)国連憲章に基づいた行動に直接寄与するのではなく、「当該活動を行う諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等を行う」、すなわちアメリカが起こす行動に追従することを明... 続きをみる

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  • 今のこの国は・・・

    選管の発表数字を正しいとすれば、この国の有権者の約半数が選挙に行かないらしい。 世代ごとの違いはあるものの、ここでは全体の話にする。 FaceBookの友達500人の反応にもそれは現れている。私の投稿する政治ネタに「いいね!」やコメントをくれる人はほんとうに少ない。多いところで数十人だ。 私の投稿... 続きをみる

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  • 聴こえるものを弾くこと

    メロディは王だ (Melody is king) このギターブログでは、「聴こえるものを弾く」ということが書かれている。 つまり、頭の中で理論に沿ったフレーズを弾けるように練習することも大切だが、それだけでは聴こえていないフレーズの連なりにしかならない。自分が実際に「歌えるフレーズ」でアドリブする... 続きをみる

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  • 安全法制閣議決定の会見

    首相のきれいごと 今日の会見は「きれいごと」のオンパレードで、そのせいで彼は原稿を見ずにしゃべることが出来たようだ。「きれいごと」の裏に隠れた意味、これは既にいろいろなところで言われているけれど、あらためて備忘録的にまとめておく。 ■積極的平和主義 積極的に国際平和に貢献する、といえば聞こえがいい... 続きをみる

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  • 初めての記事

    そもそも。 「異次元の金融緩和」を喧伝しながら第三の矢の効果が現れないのをひた隠し、国民にトリクルダウンの幻想を抱かせ続け、「(廃業件数には触れず)倒産件数の低下」や「(非正規の増加には触れず)雇用率の上昇」や「(条約の本質には触れず)TPPへの参加」などで世間の目をあざむき、金持ちの喜ぶ経済政策... 続きをみる

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