爺の時事放題~ときどき音楽

               音楽歴50年爺さんの言いたい放題ブログ。

2015年6月のブログ記事

  • 政権の翳り

    安倍政権に翳りが見えている。直近の3つの報道がそれを暗示している。 ■1つは週刊現代7月4日号。 6月1日に高級中華料理店「赤坂飯店」で、新聞社編集キャップを集めて開かれた「オフ懇」の様子が詳細に明かされたのだ。その中で首相はさんざん自説を披露し、「安保法制は、南シナ海の中国が相手なの。だから、や... 続きをみる

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  • 強さが弱気に転ずる時

    安保法制に関するこれまでの論議の中で、エポックメイキングなことをあげる。 ・与党が推薦した憲法学者が明確な違憲表明をしたこと。 これはオウンゴールだが、ここから潮目が変わった。 ・内閣の支持率が30%台に降下したこと。 これは朝日の数字だが、読売も47%という数字を1面トップで報じた。 ・沖縄戦終... 続きをみる

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  • 集団的自衛権論議の本質

    憲法学者3人が、現政権の集団的自衛権の解釈に「違憲」を表明したことで、やっと安保法制案論議の本質に近づいてきたようだが、ここで論点整理する。 国連憲章で認められている「集団安全保障」「集団防衛」「集団的自衛権」の概念の違いを分かりやすく解説してあるブログ「海国防衛ジャーナル」を参考にした。箇条書き... 続きをみる

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  • 帰還自衛官へのレッテル

    小豆島の両親殺害事件で逮捕された無職長男が、イラク戦争時の後方支援に派遣された自衛官だったという記事が、日刊ゲンダイ(6月11日)に掲載されていた。 「小豆島・両親殺害の無職長男はイラク派遣の“帰還兵”だった」 イラクやアフガンから帰還した自衛官のうち56人が自殺していたという政府発表を受けて、殺... 続きをみる

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  • 政権存続の潮目

    6月4日の憲法審査会で参考人として招かれた憲法学者3名(とりわけその中で与党が推薦した学者さえも)が、安保法制案に関していずれも「違憲」との意見を述べたことが直接のきっかけとなって、官邸と与党内部は文字通りひっくり返っている。 以下、右往左往ぶり。 6月4日:官房長官が会見で「合憲と言う学者は他に... 続きをみる

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  • 違憲法案

    茶番はやめろ! 質問をはぐらかすな! アメリカのための法案に国民を巻き込むな! と、過激な言葉を連ねて終わりにしたい心情だが、毎回ぐっとこらえて書いている。 戦争法案(別名安保法案)の審議は冒頭から、機雷掃海、非戦闘地域、存立危機事態や周辺事態の定義など、各論をめぐる「局地戦」が続き、いっこうに憲... 続きをみる

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