そもそも。

「異次元の金融緩和」を喧伝しながら第三の矢の効果が現れないのをひた隠し、国民にトリクルダウンの幻想を抱かせ続け、「（廃業件数には触れず）倒産件数の低下」や「（非正規の増加には触れず）雇用率の上昇」や「（条約の本質には触れず）TPPへの参加」などで世間の目をあざむき、金持ちの喜ぶ経済政策ばかりを推し進め、地球の裏側まで軍を派遣する対米隷属の安全保障法制で「戦争がなくては生きられない国」へと暴走しながらも自らの血は流さず、「汚染水は完全にコントロールされている」「世界で一番厳しい安全基準」「侵略の定義は定まっていない」「法律に従って粛々と進める」「税と社会保障の一体化」などと多くの嘘をつきながら、原発再稼働、曖昧な戦後総括、辺野古基地移転、弱者切り捨てに邁進し、マスコミを懐柔して羊国民の政治参加意識を麻痺させ、それでもたてつくマスコミには正面きって圧力をかけて沈黙させ、良識ある言論人からの意見には頬被りし、「日本会議」の大応援団を背景にして改憲ありきで突っ走る・・・。

こんな政権が何故支持を得ているのか不思議でしょうがない。